がん検診

がん検診について
 がんの初期は自覚症状がほとんどなく、そのために発見が遅れることがあります。手遅れを防ぐために、定期的にがん健診を受けましょう。
1)定期的な検査を必要とするがん
 胃がん: 内視鏡検査など。40歳以上ではできれば毎年検査を。胃がん患者のほとんどがピロリ菌感染者です。診療ガイドラインでは、ピロリ菌感染者の除菌が強く勧められています。
 大腸がん: 便潜血検査、大腸内視鏡検査など。便秘がある人も。
 肺がん: 胸部X線撮影、CT検査、喀痰細胞診など。40歳以上では毎年検査を。喫煙者では必ず。
 食道がん:内視鏡検査など。飲酒歴がある人では定期的に。
 肝がん:肝炎のウイルス感染が主原因。B型・C型肝炎ウイルス検査を早めに。
 乳がん:マンモグラフィー検査、乳腺超音波検査など。40歳以上の女性は2年に1回は検査を。 乳房にしこり、腫れがあればすぐに検査を。
 子宮がん:内診、頸部細胞診など。20歳以上の女性は2年に1回は検査を。
 前立腺がん:PSA検査など。頻尿、残尿感がある人、50歳以上では毎年検査を。

 がんの大敵はたばこ、酒の飲み過ぎ、塩分過剰、運動不足、糖尿病、肥満などです。当てはまる方はこの機会に生活習慣を見直してください。



宮原隆志(元みやはら医院院長)の健康と芸術に関するひとり言

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